目的と要望に合わせたトレーニング

トレーニングをしている方、あなたの目的は何ですか？
競技力アップ、シェイプアップ、健康のため？？
そもそものトレーニングとはなんぞやというと
「トレーニング」の意味は「練習すること、鍛錬すること。」です。

だから、競技力アップの為のトレーニングで構わないのですが、さらに突き止めると自分の競技の中の弱点が〇〇であって、だからここを弱点ではないようにする為のトレーニングというような目的意識はなくてはいけないのですが、これ以上を考えていくのはPTの仕事かと思います。

その人の状態を見極めるテストを行い、この人の弱点はどこにあるのか。問題の本質は何かを捉えてそこを強化するのがPTの仕事です。より短時間でより効果のあがることが求められ、結果勝負です。

最近の事例ですと、野球でスローイングが安定しないというのがありました。では、なぜ安定しないのか？リリースの問題と思われがちですが、肩甲骨付近のローテーカフが弱り切っているケースでした。安定しないのではなくて本人が自覚していない痛みがあるから体が無意識に拒否反応を起こして上手く投げられなかった、というのが原因。
今は粛々とチューブトレーニングの日々ですが、PT側からすれば一つ間違えば怪我を誘発していた事例でした。地味ですが徐々に肩を回復させるしかありません。

PTは運動テストを行い一つずつ客観的に状態を確認して、おかしいなと思った所を確認して原因を追求して最短ルートで目的達成させる必要がありますので、ぜひ自分のカラダを使って理詰めてトレーニングしてみてください。