こんにちは、あききちです。
これまではトレーナーとしての資質の部分での情報でしたが
徐々に実践的な知識に移っていきたいと思います。
実践的な知識というと、まずはトレーニングに必要な知識ですよね。
これがなければ売り物にもならないわけで。ちなみにトレーナーを
目指している人も目指してなくてトレーニングするための知識を蓄えたい
という方も、ぜひ見てください。
さて、トレーニングの基礎としてまず必要なことは
なぜトレーニングするのかという目的とアプローチです。
これがなければ何のためにトレーニングするのか分からず
やみくもにただ苦しいことをしているだけになります。
いやいや、そんな人はいないと思うでしょうが、実はこの目的が明確でない方が
とにかく多い。例えば、陸上競技の日本ランキングレベルの大学生で、強くなる
ためにトレーニングをしているという方を見る機会がありました。
そこで聞きました。
あききち:強くなるためにとは、記録を伸ばしたいという事ですよね?
では、その為に何をしているのですか?
大学生 :トレーニングを一生懸命頑張ってます!
あききち:速くなるために、どこの筋肉や神経回路伝達を速めるために
どのようなトレーニングで何を意識してトレーニングしてますか?
大学生 :・・・・・。
あききち:強くなるためにトレーニングしているというのは一見すれば
良いことですが、そのために必要なトレーニングはどうやら
しているようでしていないようですね。
大学生 :今までトレーニングしているのに中々記録が伸びないんですよね。
あききち:しているようでしていないというのが原因と考えられるので
一つずつのトレーニングを見直しましょう。
ということがありました。
非常にわかりやすい一幕でしたが、選手は一生懸命しているのですが
残念ながらそれでは伸びません。
目的に対するアプローチが明確ではないからです。
目的とアプローチに関して、誰でも共通して必要な知識を
次回からお伝えしていきますのでお楽しみください。
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