パーソナルトレーナーの基礎(働く環境編)

パーソナルトレーナーの基礎

パーソナルトレーナーになるために必要なこと。
それはトレーニングにおける知識であるという方がいます。

当然ながら、それは間違いではありません。

しかし、その学んだ知識についても本を元に勉強した知識なのか
それとも身をもって経験したことがある知識なのか?
同じ知識でもこの二つの差は非常に大きい。

どの職業でも同じだと思われますが経験に勝る知識ナシ。
本から覚えた知識だけでは何も使えません。実際に覚えた
知識を身をもって実践することで初めて『力』になります。

パーソナルトレーナの基礎として覚えて欲しいのは

『知識×経験』=力(パワー)

という公式です。知識だけで実際に経験したことのないものは
何も意味を成さない。厳しいかもしれませんが基礎として
将来この業界で事業主として生きていくためには大事なことですので
初めに書かせてもらいました。

経験というのは、経験することで自らの知識となり
忘れることのないものとなります。だからスポーツ選手はこの職業に
向いている方が多く、自分でもできると思われるのは経験があるから。
それほどまでに経験というのは非常に強いものです。

それゆえ、学歴などほとんど関係がない。
丁稚奉公ではじめは知識はないが、身をもって経験を積み続ければ
多くの経験に裏付けられた知識を持ち将来も有望である。
(世の中ではこのような知識を知恵という方もおります。)

だから、知識があれば良いというのを勘違いして掛け違えないでほしい。
この事を前提として食べられるトレーナーとして世の中で貢献してもら
える為に今までの自分の経験を踏まえてお伝えしていきます。

さて、トレーナとしてのトレーニング知識は後々お伝えしますが、
まずは働ける環境をつくること。どんなに知識があって、人脈が
あっても働く環境がなければ何もできません。
まずは働く環境を整えましょう。

働く環境を整える方法としては主に2つ
①すでに整っている環境で働く
⇒スポーツクラブなど会員がいてパーソナルトレーニングをプログラムとして
販売している所に登録して、PTの仕事を受注する。

②自ら働く環境をつくる
⇒部屋を借りるなどしてトレーニングできる場所を確保し、自ら宣伝をおこない
PTの仕事を受注する。

ともにメリット、デメリットが存在します。
①の場合
メリット:登録採用されれば、大抵多かれ少なかれ受注にたどり着きます。
デメリット:報酬は歩合制などになり、マージンを取られてしまいます。

②の場合は
メリット:トレーニングする場所から内容、料金設定までカスタマイズでき
売上も全て自分の手元に入ります。
デメリット:場所代、集客のための宣伝が必要
⇒イニシャルコスト(初期費用)が大きく収入が得られない場合
リスクが高くなります。

これらを踏まえて、自分のPTキャリアをどのように展望していくのかを
この段階で決めていきましょう。場当たり的にならずに将来図を明確に
デザインすることが大切です。もちろん途中での軌道修正はOK!
何も考えずにがNGなだけです。

働く環境(プラットホーム)をどうしていくかはあなた次第です。

一つずつ考えて未来図を描いてみてください。

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