スポーツトレーナーの種類【対象:生涯スポーツ】

スポーツトレーナーの種類

スポーツトレーナーとしてクライアント対象が生涯スポーツの選手の
ケースを取り上げていきます。

生涯スポーツ選手というのは、プロスポーツ選手以外の
スポーツ選手を対象としているため、プロスポーツ選手とは違ったものが
求められます。

それでは順を追って見ていきます。

生涯スポーツ選手のトレーナーとして必要なこと

1.知識はどの程度必要?

生涯スポーツの選手から求められることは『安全』且つ『身体能力向上』です。
プロスポーツ選手のように専門的な身体能力向上というよりは、安全に比重を
置いた身体能力向上又は維持が求められるケースが多い。
その為、運動解剖・生理学が理解できていることがポイントです。
適正な強度とトレーニング種類を提供するためには民間資格であれば、
救命講習資格取得が条件である資格であれば対応できます。

2.実技レベルはどの程度?

指導している競技を行っていた方であれば適性は問題ありません。
プロ選手と違い、できれば指導する競技経験があることが望ましい。
自ら動けるプロスポーツ選手と違い、イメージがつかない人に指示するのは
能力向上以前に安全面でも問題です。実際に見本を行い、注意点やコツを
解説することが必要です。

3.それ以外に必要なことは?

危機管理能力とコミュニケーション能力が求められます。
ケガのリスクを常に考えて過度なトレーニングはせずに
バランスよくトレーニングしていきます。

 

まとめ

生涯スポーツについてはチームと個人種目がありますが
プロスポーツよりも専門性が求められず安全が第一です。
そのため、あえてここで大きく分けてはいません。
そして、生涯スポーツについては報酬がでることはまず
ないと考えてください。ボランティアがほとんどです。
その為、生涯スポーツのトレーナーになっても生活することは
できず趣味の範囲となってしまいます。なので経験を積むという
点においてはトレーナーとして活動することはありだと思います。
ただ、それだけでは将来は生活していけないのでプロトレーナーに
なる為にスタートする前に自分なりの将来設計図を描いてぜひとも
自分の目指す道を決めて歩んでもらいたいと思います。

【注釈】
生涯スポーツとはアマチュアスポーツでもありますが、
オリンピックを目指す人もアマチュアスポーツに入るので
意図的に生涯スポーツとしています。プロスポーツやオリンピックを
目指す選手についてはトップスポーツ(頂点を目指す選手)として
プロスポーツ選手として考えてください。

 

 

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