スポーツトレーナーの種類【対象:プロ個人選手】

スポーツトレーナーの種類

スポーツトレーナーというと多くの方がプロチームや
個人選手のトレーナーのことをイメージします。

よくテレビのスポーツ番組に出てくるトレーナーは
大体が個人トレーナーであることが多く、そのため
認知度が高く、
「トレーナー=プロ選手の個人トレーナー」という
イメージが先行します。自分も同じでした。。。

自分はあるスポーツで日本ランキングに入っていた事から
お世話になることもよくあり、身近な職種として感じていました。
当時、引退後に後進の指導にあたる中でプロトーナーもありかと
思った次第ですが、当時は知識、実力ともになかったのでその道には
進みませんでした。

今でこそプロトーナーとして活動していますが、その当時は自信もなく
どうしたらいいのか悩むばかりでした。

これから目指す方にとって、少しでも経験談が役に立てばと思い
プロ選手の個人トレーナーになるために必要なことをお伝えします。

プロ選手の個人トレーナーになるために必要なこと

 

1.知識はどの程度必要?

最低限、民間資格でパーソナルトレーナーの上位資格が持てる
程度の知識レベルは必要。例えばNSCAの資格で言うとCSCS程度の
知識出ないとクライアントがプロ選手だけに見透かされて終わります。
そもそも、その程度なら仕事も回ってきませんが、たまにセッションを
見ているとこの人大丈夫か?と言うことも年間で数度見受けられます。
正しい知識を常にアップデートしましょう。

2.実技レベルはどの程度?

指導している競技で優秀な成績を修めた方であれば、適性は問題ありません。
ただし、必ずしも競技者である必要はありません。
実技レベルで必要なのはトレーニング内容を正確に伝えること、
フォームチェックができ的確に修正できる能力の方が重要です。
競技の感覚的な部分を指導するのではなくフィジカル面のサポートを
求められるので履き違えない事が重要です。

3.それ以外に必要なことは?

これは間違いなく言える事ですが、コミュニケーション能力と
感度・気づきです。クライアントの状態を把握し的確にアドバイスを
入れることができなければ、そもそもパーソナルトレーナーとしては
活動できません。

まとめ

これからトレーナーとして活動したいと思っている方にとって
知識があることは大前提です。なければ、何故トレーナーなのかと
問われかねません。選手よりも深いトレーニング知識が必ず必要。
しかし、専門種目の専門スキルを教えるコーチである必要はなく
その競技に必要な筋肉量、バランスなど身体的能力アップを図るために
正確にトレーニング内容を指示し、正確にトレーニングを管理する
能力が問われます。
それ故に、クライアントの現状を確実に把握した上で選手が感じていても
声に出さないものを感じ取り、管理することが必要になります。
特に選手の能力アップからピーキングに持っていく時など細心の注意を払い
徹底的に選手を管理しなくてはならず、対個人なので責任は重大です。

参考になったでしょうか?次回は生涯スポーツのトレーナーについてです。
ご期待ください。

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